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日志


11月24日

危ない香り

巷を賑わす、「核保有議論」
 
自民党中川政調会長の発言が波紋を呼び、麻生外相も同様の発言をし、非難を浴びている。
 
 
 
まったく、みんなどうかしてるぜ。
 
まぁ、日本のマスコミのほとんどがどうかしてるのは言うまでもないけど、
 
なんか、本当にみなさんそれでいいのですか?
 
 
ホットなニュースでは、非核4原則って言われて、
 
「持たず、作らず、持ち込ませず、言わせず」
 
なんてことも言われてるんだぜ?
 
言わせず、だって?
 
 
おいおい、ちょっと待った、それって言論統制じゃないか。
 
核について議論しましょう、なんて、言っちゃいけないの?
 
それって、カナリ危険な臭いがしませんか?
 
だって、議論しようって、いっちゃだめなんだよ?おい。こら。
 
 
 
まったく、みんな無知ってか非常識すぎるんじゃないの?
 
 
日本人の風習で、「言霊信仰」というのがあるそうです。
 
元来日本人は言葉に霊的なものをかんじる民族です。
 
例えば、いい例で
 
明日遠足があるとします。ある男の子が、「明日雨になればいいのになー」なんて冗談で言ったとします。
 
明日、実際に雨が降ってしまいました。
 
そこで、その発言をした男の子は、「おまえがあんあこと言うから雨になったんだろー!」っていうように
 
みんなから文句やケチを付けられてしまう、といった感じです。
 
このように何かを発言したら、潜在意識の中で、「もしかしたらそうなってしまう」と思い込んでしまうようなのです。
 
 
だから中川氏の「核について議論すべきである」という発言は「日本が核武装する」というように、心の深いところで、感じ取ってしまうということが、日本人にはどうやらあるようです。
 
日本人は大方そうなのでしょう。
 
 
それはそうとして、今の仕方ない世の中のひとつの例として挙げたまでで、
 
さて核についての議論です。
 
 
私はもちろん議論は必要だと考えます。
 
議論するのはおおいに結構。そしてあらゆる可能性を探ってもらいたい。
 
だいたい、核を持つことのメリット、デメリットが、しっかりあげられるという人も少ないでしょう。
 
 
単純に、日本は被爆国だから、率先して核廃絶に勤めなければならない。だから持たない。
 
この考えは大変すばらしい考えだと思います。しかし、それで国を守れるか、といったらまた別の話です。
 
日本は唯一の核の被爆国であり、そのことは消えません。
 
そして後世にこのようなことがあってはならない、またこのような出来事があったということは語り継がなければなりません。
 
それは絶対です。
 
 
しかし、先も述べましたが、それだけで日本は守れるのか、という話になってきます。
 
守れる、というよりも、核を持たなかったらどういったことが起こるのか、しっかり考えなければなりません。
 
 
実際には、日本が核を持つことは有り得ません。
 
北朝鮮のように核実験を行ったとします。
 
まずアメリカが反対しますし、アメリカが率先して国連安保理で制裁決議をとるでしょう。
 
そして各国もそれに賛同します。これは、北朝鮮が核実験を行った後の各国の対応を見ていれば予想できます。
 
結果、日本は経済制裁をくらうことになります。
 
また、日本の場合、エネルギー資源はほとんどすべてが輸入です。
 
その輸入をストップされてしまったら、日本のあらゆる産業はなりたたなくなり、日本は破滅の道に進むことになります。
 
なので、日本は実際に核は持つことが出来ません。
 
 
ならば、日本には何が必要なのか。
 
そう、まずはそういった認識を皆が持つことです。
 
実際に核の議論をしようが、日本は核がもてるはずがない。
 
仮に核を持つことが出来たら、どうなのか。
 
それは抑止に繋がります。このご時勢、核戦争が起こらない、と断言はできませんが、
 
すくなからず、相手から攻撃を思いとどめることはできます。
 
 
反核を掲げ、反戦を掲げる、日本。
 
その日本には、核を持たない。という覚悟が必要なのです。
 
核を持たない、抑止になる絶対的なものがない。それで国を守れるのか。
 
それならどのようにして守るのか、どのようにして反戦反核を守り通すのか、
 
そういったことを、核の議論とともに行い、持たないなら持たないなりの覚悟を改めね認識してほしいものです。